一指(読み)イッシ

デジタル大辞泉 「一指」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【一指】

1本の指。指1本。「一指も触れさせない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一指」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【一指】

  1. 〘 名詞 〙 一本の指。また、同じ指。
    1. [初出の実例]「物无二理、義同一指」(出典菅家文草(900頃)七・秋湖賦)
    2. 「一枝(いっし)をきらば一指を切るべし」(出典:浄瑠璃一谷嫩軍記(1751)三)
    3. [その他の文献]〔荘子‐斉物論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android