一揉(読み)ひともみ

精選版 日本国語大辞典 「一揉」の意味・読み・例文・類語

ひと‐もみ【一揉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いちど揉むこと。
    1. [初出の実例]「日ほん一の山すげを、〈略〉たにあらしにひともみもませ」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)七)
  3. 一挙にはげしくせめたてること。
    1. [初出の実例]「あれが馬はわが馬よりはよはげなるものをと目をかけ、一もみもうでおついて」(出典:平家物語(13C前)九)
  4. 一勝負すること。また、軽く稽古をつけること。
  5. もめごとが一回あること。一回の争いごと。ひと悶着。
    1. [初出の実例]「一もみもんだ跡の名代 闇の夜の使に調使死かかり」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む