一文売(読み)いちもんうり

精選版 日本国語大辞典 「一文売」の意味・読み・例文・類語

いちもん‐うり【一文売】

  1. 〘 名詞 〙 物品を一つ一文で売ること。また、そのもの。転じて、きわめて粗末で安価なもの。
    1. [初出の実例]「或時は壱文売の長刀を削(けずり)、〈略〉けふまでは日をおくりぬ」(出典浮世草子好色一代男(1682)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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