一斉射撃(読み)いっせいしゃげき

精選版 日本国語大辞典 「一斉射撃」の意味・読み・例文・類語

いっせい‐しゃげき【一斉射撃】

〘名〙
① 一部隊が号令に従って同時に射撃すること。⇔各個射撃。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉矮人巨人「弓に矢をつがへて一斉射撃の準備を為さしめ」
② 転じて、野次やからかい、批難などを集中的にあびせること。
※大英游記(1908)〈杉村楚人冠〉本記「何(どう)も『お早う』の一斉射撃(いっセイシャゲキ)は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android