一条君(読み)いちじょうのきみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条君」の解説

一条君 いちじょうのきみ

?-? 平安時代前期-中期女官
貞平親王の娘。藤原褒子(ほうし)につかえ,陽成(ようぜい)院の歌壇活躍,元良親王(890-943)らと交際する。のち壱岐守(いきのかみ)の妻となり,夫の任地におもむいた。歌は「後撰(ごせん)和歌集」「拾遺和歌集」などにのせられている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android