デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条君」の解説 一条君 いちじょうのきみ ?-? 平安時代前期-中期の女官。貞平親王の娘。藤原褒子(ほうし)につかえ,陽成(ようぜい)院の歌壇で活躍,元良親王(890-943)らと交際する。のち壱岐守(いきのかみ)の妻となり,夫の任地におもむいた。歌は「後撰(ごせん)和歌集」「拾遺和歌集」などにのせられている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例