一河の流れを汲む(読み)いちがのながれをくむ

精選版 日本国語大辞典 「一河の流れを汲む」の意味・読み・例文・類語

いちが【一河】 の 流(なが)れを汲(く)

同じ川の流れを共に汲み合うの意。そのようなちょっとした人間関係もみな前世からの因縁である、という気持で用いる。一樹(いちじゅ)の陰(かげ)
太平記(14C後)二「一樹の陰に宿り、一河の流を汲(クム)程も」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android