一番切・一番斬(読み)いちばんきり

精選版 日本国語大辞典 「一番切・一番斬」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐きり【一番切・一番斬】

〘名〙
① 第一番目にきること。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
一回だけの勝負。一番勝負。
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中「一ばん切について見て、八貫を済ますか、十六貫負ほ物か」
③ 他を抜いて一番であること。
談義本当世下手談義(1752)二「呉服町で一番切(いちバンキリ)進退(しんだい)なれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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