一箪の食一瓢の飲(読み)イッタンノシイッピョウノイン

デジタル大辞泉 「一箪の食一瓢の飲」の意味・読み・例文・類語

一箪いったん一瓢いっぴょういん

《「論語雍也ようやから》わずかばかりの飲食物清貧に甘んじる生活のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一箪の食一瓢の飲」の意味・読み・例文・類語

いったん【一箪】 の 食(し)一瓢(いっぴょう)の飲(いん)

(「論語‐雍也」の「一箪食、一瓢飲、在陋巷。人不其憂。回也不其楽」による) わりご一ぱいの飯と、ふくべ一ぱいの飲み物。きわめて貧しい生活をいう。
※応永本論語抄(1420)為政「顔子は一箪の食、一瓢の飲して楽しみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android