一視(読み)いっし

精選版 日本国語大辞典 「一視」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【一視】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一目見ること。
    1. [初出の実例]「其後に其娘と覚へて巾を以て目を掩ふたる形にて死せり〈略〉指には金環を貫く、一視して憫然なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)
  3. 差別をしないで、どんな人でも同じように見ること。同一視。→一視同仁(いっしどうじん)。〔日誌字解(1869)〕〔韓愈‐原人〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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