一貴一賤、交情すなわち現る(読み)いっきいっせん、こうじょうすなわちあらわる

故事成語を知る辞典の解説

世人の人情のうつろいやすさを、身にしみて感じること。

[由来] 「史記きゅうてい伝・賛」から。紀元前二世紀の終わりごろの中国、前漢王朝の時代のこと。てきこうという人物が高官になると、その屋敷には多くの訪問客がやってきました。ところが、左遷されると、誰も近寄ろうともしません。やがて復職したところ、人々がまたぞろやって来ようという気配。そこで翟公は、「一貴一賤、交情すなわあらわる(地位が上がったり下がったりすると、世間の人々が自分とどの程度の気持ちで付き合おうとしているのかがわかる)」と述べて嘆いたということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android