一身を誤る(読み)いっしんをあやまる

精選版 日本国語大辞典 「一身を誤る」の意味・読み・例文・類語

いっしん【一身】 を 誤(あやま)

  1. 身の処し方をまちがえ、一生を台無しにする。身を誤る。
    1. [初出の実例]「兎角少年の中には、〈略〉ロウマンチック(荒唐奇異)な事がしたいもので、それが為に、遂に一身を誤ることがあるヨ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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