一首懐紙(読み)いっしゅかいし

精選版 日本国語大辞典 「一首懐紙」の意味・読み・例文・類語

いっしゅ‐かいし‥クヮイシ【一首懐紙】

  1. 〘 名詞 〙 和歌一首を懐紙に書くときの書式。まず「詠一首和歌」と端書を書き、次いで官位姓名、題、歌の順序に書く。または、初めに「詠…」として題を書き、次に官位姓名、その次に歌を書く。歌は一般に三行三字(第三行目を三文字に書く)の書式を用いる。のちに、初行を九文字、第二行を一〇文字、第三行を九文字、第四行を三文字とする形式が普通となった。
    1. 一首懐紙〈三條公修公懐紙〉
      一首懐紙〈三條公修公懐紙〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む