一騎打(読み)いっきうち

精選版 日本国語大辞典 「一騎打」の意味・読み・例文・類語

いっき‐うち【一騎打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「うち」は馬に乗って行く意 ) 一騎ずつ一列になって進むこと。
    1. [初出の実例]「管領後騎役人一騎打」(出典:鹿苑院殿御元服記(14C末))
    2. 「馬隤と云一騎打のふかい谷の両方の高いみねに」(出典:玉塵抄(1563)三七)
  3. ( 「うち」は戦う意 ) 敵、味方一騎ずつで戦うこと。一人対一人で勝ち負けを争うこと。
    1. [初出の実例]「豊崎君が豪い一騎打をやったので」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉電影)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android