七世(読み)しちせい

精選版 日本国語大辞典 「七世」の意味・読み・例文・類語

しち‐せい【七世】

  1. 〘 名詞 〙 親・子・孫と七代続くこと。また、その七代目。
    1. [初出の実例]「及以七世父母生々世々、恒生浄土」(出典:金銅阿彌陀仏造像記(観心寺所蔵)‐戊午年(658)一二月)
    2. 「疑らくは七世の孫に会ん事を」(出典:海道記(1223頃)鎌倉遊覧)

なな‐よ【七世】

  1. 〘 名詞 〙 七代。また、多くの代(よ)
    1. [初出の実例]「古に君の三代経て仕へけり吾が大主は七世(ななよ)申さね」(出典万葉集(8C後)一九・四二五六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android