精選版 日本国語大辞典 「七聖財」の意味・読み・例文・類語
しち‐しょうざい‥シャウザイ【七聖財】
- 〘 名詞 〙 仏語。さとりを得るための、七種類の教え。すなわち、信・戒・聞・慚・愧・捨・慧をいう。
- [初出の実例]「眠の盗人の、此の暁に成る程に入来て倉に貯たる七聖財の宝を奪ひ取つれば」(出典:今昔物語集(1120頃か)四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...