万人講(読み)まんにんこう

精選版 日本国語大辞典 「万人講」の意味・読み・例文・類語

まんにん‐こう【万人講】

  1. 〘 名詞 〙 神社・仏閣に参詣したり、堂塔の建立修理などに寄進したりするために、多人数で作る講中。
    1. [初出の実例]「神宮寺事、万人講与云事可レ有二勧進一歟」(出典:快元僧都記‐天文四年(1535)三月二日)

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世界大百科事典(旧版)内の万人講の言及

【ウシ(牛)】より

…西日本では牛の守護神として大日如来の信仰が盛んであり,その縁日に牛をつれて参拝し,境内の草や樹枝を厩(うまや)にさしたり護符を牛小屋にはるなどの風習も広がった。また,農民は大日講,万人講などを結んで金銭を集め,それによって講員の耕牛を順次購入していく方式なども考えて実行していた。また,山地と平たん地のように農耕期にずれのある地帯が隣接した場合に,耕作用の牛馬を貸借して小作料に相当する代価を支払う牛馬小作も,農機具の普及前には各地に見られた。…

※「万人講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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