万太郎山(読み)まんたろうやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「万太郎山」の意味・わかりやすい解説

万太郎山
まんたろうやま

群馬・新潟県境にある三国山脈(みくにさんみゃく)の一峰。標高1954メートル。雄大な山で、南は赤谷(あかや)川の谷、北は万太郎谷に削られ、山稜(さんりょう)は峻険(しゅんけん)。東の谷川(たにがわ)岳、西の仙(せん)ノ倉(くら)山・平標(たいらっぴょう)山などとの間に谷川連峰縦走路が通じる。北のJR上越線土樽(つちたる)駅から吾策(ごさく)新道を登り約6時間で達する。

[村木定雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

事典・日本の観光資源 「万太郎山」の解説

万太郎山

(群馬県利根郡みなかみ町・新潟県南魚沼郡湯沢町)
ぐんま百名山指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の万太郎山の言及

【谷川岳】より

…清水峠(1448m)からほぼ南にのびてきた上越国境をなす稜線が,直角に向きを変えて西に転ずる場所に位置する。北側にある武能(ぶのう)岳(1760m),茂倉(しげくら)岳(1978m),一ノ倉岳(1974m),西側にある万太郎山(1954m),仙ノ倉山(2026m),平標(たいらつぴよう)山(1984m)など,清水峠と三国峠との間にある山々を含めて谷川連峰と総称する。谷川岳周辺は山稜の非対称性が顕著で,魚野川の源流部をなす新潟県側の西および北斜面が比較的ゆるやかなのに比べ,群馬県側の湯檜曾(ゆびそ)川の支流が刻む東斜面や,谷川の源流部をなす南斜面には急な岩壁が続いている。…

※「万太郎山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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