日本歴史地名大系 「万年町三丁目」の解説 万年町三丁目まんねんちようさんちようめ 東京都:江東区旧深川区地区万年町三丁目[現在地名]江東区深川一丁目平野(ひらの)町の南側に連なる町屋。元木場(もときば)二一ヵ町の一。深川万年(ふかがわまんねん)町三丁目とも称した。北と南を平野町に挟まれ、西は富久(とみひさ)町、東は心行(しんぎよう)寺・正寿院、町のほぼ中央を東西に道路が走る。文政町方書上によると、元禄一三年(一七〇〇)以降同朋衆・医師の拝領町屋敷となったが、同一四年家作御免、正徳三年(一七一三)町奉行支配となった。また一部拝領地のうちで上地となった地所が享保四年(一七一九)麻布永坂(あざぶながさか)町代地となったが、町内に含まれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報