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富久(とみきゅう)

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デジタル大辞泉プラスの解説

富久(とみきゅう)

古典落語の演目のひとつ。初代三遊亭圓朝の作とされる。「富の久蔵」とも。八代目三笑亭可楽が得意とした。オチは考えオチ。主な登場人物は、太鼓持ち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

富久 とみきゅう

富の久蔵(とみの-きゅうぞう)

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

とみきゅう【富久】

落語。別名《富の久蔵》。幇間(ほうかん)の久蔵が酒で旦那をしくじり困っているときに,友だちにすすめられて歳末の富札(富くじ)を買う。札は松の百十番,当たるようにと神棚の大神宮様に拝んでから,そこに収めて寝てしまう。その夜,旦那の家の近所に火事があったので駆けつけて出入りを許されるが,そのうちに別の火事があり,久蔵の家が焼けてしまう。年が明け,久蔵の札が千両富に当たるが,肝心の札が火事で焼けてないのでは渡せないといわれて落胆する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

富久
とみきゅう

落語。幇間(ほうかん)の久蔵が酒のうえで旦那(だんな)をしくじり、困っているときに友人に勧められて松の百十番という富札(とみふだ)を買う。これを神棚の大神宮様の中へ入れ、当たるように拝んで酒を飲んで寝てしまう。夜中に旦那の家の近くで火事があり、久蔵はすぐに駆けつけて出入りを許される。さいわい旦那の家は焼けなかったので、酒を御馳走(ごちそう)になって泊まっていると、今度は久蔵の家のほうが火事。急いで帰ったが家は焼けてしまっていた。その後、久蔵が八幡(はちまん)様の前を通ると富籤(とみくじ)を突いていて、松の百十番が千両当たりとなる。久蔵は喜んだが、札を焼いてはだめといわれて落胆して帰る途中に、町内の頭(かしら)に「お前の留守に大神宮様を持ち出しといた」といわれ、行ってみると富札は無事にあった。「これも大神宮様のおかげ。ご近所のお払い(お祓(はら)い)をいたします」。この咄(はなし)は三遊亭円朝(えんちょう)が実話を落語化したものと伝え、多くの噺家(はなしか)が口演、近年では8代桂(かつら)文楽の十八番であった。[関山和夫]

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