万感交到る(読み)バンカンコモゴモイタル

デジタル大辞泉 「万感交到る」の意味・読み・例文・類語

万感ばんかんこもごもいた・る

さまざまの思いが次々とわき起こる。「別離に際し、―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「万感交到る」の意味・読み・例文・類語

ばんかん【万感】 交(こもごも)(いた)

さまざまの感慨がつぎつぎに胸中に起こる。
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉下「妙な心地になって懵然として了ふ。之をむづかしくいふと万感交到るで」

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