三世一身(読み)さんぜいっしん

精選版 日本国語大辞典 「三世一身」の意味・読み・例文・類語

さんぜ‐いっしん【三世一身】

  1. 〘 名詞 〙 三世一身。三世は、子・孫・曾孫または本人・子・孫の三世代。一身は、本人の一代。→三世一身の法
    1. [初出の実例]「如聞、墾田依養老七年格限満之後、依例収授、由是農夫怠倦、開地復荒。自今以後、任為私財、無三世一身、咸悉永年莫取」(出典:続日本紀‐天平一五年(743)五月乙丑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android