日本歴史地名大系 「三之分目村」の解説 三之分目村さんのわけめむら 千葉県:香取郡小見川町三之分目村[現在地名]小見川町三ノ分目富田(とみた)村の北西に位置し、東に利根川の遊水池八丁面(はつちようめん)が広がる。銚子道が通る。慶長四年(一五九九)の鳥居元忠による矢作領検地を受け、高二三〇石が打出されている(「部冊帳」伊能家文書)。元和三年(一六一七)の知行宛行状に矢作領の内として三分目とみえ、当村など三ヵ村の内で五〇〇石が旗本井上領になっている。同年の柑子木数帳(谷本家文書)に三(さん)ノ割目(わりめ)とみえ、全福寺が二本の柑子木を割当てられていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by