日本歴史地名大系 「三光村」の解説 三光村さんこうむら 大分県:下毛郡三光村面積:四六・〇二平方キロ下毛郡の北東端にあり、北は中津市、東は宇佐市、南は本耶馬渓(ほんやばけい)町、西は福岡県築上(ちくじよう)郡大平(たいへい)村に接する。村域西端を山国(やまくに)川が北流し、それに沿って国道二一二号(山国街道)が通る。南東から北西へ向けて、八面(はちめん)山(六五九メートル)の北麓を犬丸(いぬまる)川が流れる。初期横穴群である上(うえ)ノ原(はる)横穴墓群、横穴古墳群である城の百穴(しろのひやつけつ)や臼木(うすぎ)古墳群がある。また新羅系軒丸瓦を出土した塔(とう)ノ熊(くま)廃寺があり、古代の有力集団の存在がうかがえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by