臼木(読み)うすのき

精選版 日本国語大辞典 「臼木」の意味・読み・例文・類語

うす‐の‐き【臼木】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。各地山林に生える。高さ約一メートル。枝はよく分かれ、葉は先のとがった広卵形で、細毛があり、縁に細かい鋸歯(きょし)がある。春、淡紅色鐘状花を開く。果実頭部がくぼんでいて臼に似ており、熟すと甘ずっぱい味がし、食用になる。あかもじ。かくみのすのき。〔花伝集(室町‐江戸初)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む