三到(読み)サントウ

デジタル大辞泉 「三到」の意味・読み・例文・類語

さん‐とう〔‐タウ〕【三到】

朱熹「訓学斎規」から》読書に必要な三つ事柄。心と目と口を十分に働かせて読むこと。心を集中し、目でよく見、口で朗読すれば内容が会得できるということ。読書三到

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三到」の意味・読み・例文・類語

さん‐とう ‥タウ【三到】

〘名〙 読書するために必要な三つの事。心到・眼到・口到の称。心と目と口をじゅうぶんにはたらかせて熟読し味わうこと。〔譬喩尽(1786)〕 〔朱熹文‐訓学斎規〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android