三十三(読み)さんじゅうさん

精選版 日本国語大辞典 「三十三」の意味・読み・例文・類語

さんじゅう‐さんサンジフ‥【三十三】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 年齢の三三歳をいう。女性の大厄年にあたる。〔和漢三才図会(1712)〕
    2. さんじゅうさんじん(三十三身)」の略。
      1. [初出の実例]「くさのはすはなよにまじり、卅三に御身をかへ」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))
  2. [ 2 ]さんじゅうさんげんどう(三十三間堂)」の略。
    1. [初出の実例]「十三は乗りて三十三は射人」(出典:雑俳・柳多留‐三二(1805))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android