三千の貫長(読み)さんぜんのかんちょう

精選版 日本国語大辞典 「三千の貫長」の意味・読み・例文・類語

さんぜん【三千】 の 貫長(かんちょう)

  1. 三千衆徒の長。比叡山延暦寺の座主(ざす)の称。
    1. [初出の実例]「何況や前座主明雲僧正は智恵高貴にして、一山の和尚たり。徳行無双にして三千の貫長(クンチャウ)たり」(出典源平盛衰記(14C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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