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座主 ざす

5件 の用語解説(座主の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

座主
ざす

僧職名。一山の上首となって寺務を統理する者の称。特に天台宗では最高の地位にある僧をいう。

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デジタル大辞泉の解説

ざ‐す【座主】

学・徳ともにすぐれた一座の上首。
大寺を統括する首席の僧職。延暦寺天台座主に始まり、金剛峰寺醍醐寺などで官命によって任ぜられたが、明治以後は私称。

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百科事典マイペディアの解説

座主【ざす】

仏教で大寺の管主の称。元来は学徳すぐれた一座の上首の意。日本では824年義真が延暦寺座主(天台座主)に任命されたのが初め。以後,高野山醍醐寺大伝法院,日光山など座主の補任があったが,現在では天台宗が専称する。
→関連項目足利義教三綱所司(仏教)満済満済准后日記

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大辞林 第三版の解説

ざす【座主】

〔もと中国では、高僧の敬称〕
延暦寺・金剛峰寺・醍醐寺などの大寺で、寺務を総括する最高位の僧。一般には延暦寺の天台座主をさす。明治以前は官命、以後は宗派・寺院内部の決定による。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

座主
ざす

「一座の主たる者」が原意。中国仏教では、一般に徳高く学秀でた僧をよぶことが多い。日本では、天台宗の総本山比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)で、854年(仁寿4)4月に円仁(えんにん)を延暦寺座主に任ずる官符があり、開山最澄(さいちょう)を嗣(つ)ぐ義真(ぎしん)にさかのぼって初代座主とした。これは天台座主と称せられ、管長職をさす公称となった。山科(やましな)(京都市)元慶寺(がんぎょうじ)の遍昭(へんじょう)、高野山(こうやさん)金剛峯寺(こんごうぶじ)の寿長(じゅちょう)、醍醐寺(だいごじ)の観賢(かんけん)などから、それぞれの寺主を座主と称することになる。このほか、超昇(ちょうしょう)寺(奈良市、廃寺)、貞観(じょうがん)寺(京都市、廃寺)、法性(ほっしょう)寺(京都市)、極楽(ごくらく)寺(鎌倉市)、東光(とうこう)寺(京都市、廃寺)、日光山輪王(りんのう)寺(日光市)でも座主と称する。[木内堯央]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の座主の言及

【住職】より

…たとえば,皇室ゆかりの名刹では,平安時代から勅許によって門跡(門主)の称が許され,いわゆる門跡寺院が現れた。また,延暦寺は座主(ざす),園城(おんじよう)寺(三井寺)は長吏,東寺は長者,西大寺は長老,本願寺は法主(または門跡),東大寺,興福寺,法隆寺は別当,日蓮宗諸本山は貫主(かんじゆ)(貫首),近世の檀林などの宗学研鑚の寺では能化(のうけ),化主などと,その寺独自の呼称があった。そして,近代ではこれら大寺院は宗派を超えて管長と称すことも多い。…

【天台座主】より

…天台宗の貫首(管主)で,同時に比叡山延暦寺一山の住職でもあり,山の座主ともいう。824年(天長1)義真が第1代となり,第3代円仁から太政官符をもって補せられ,円仁と第5代円珍は最澄とともに大師号を受けた。…

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