三千塵点劫(読み)さんぜんじんてんごう

精選版 日本国語大辞典 「三千塵点劫」の意味・読み・例文・類語

さんぜん‐じんてんごう‥ヂンテンゴフ【三千塵点劫】

  1. 〘 名詞 〙法華経‐化城喩品」に説くきわめて長い時間。三千世界のすべてのものをすって墨汁とし、一千国土を過ぎるごとに一点を落として、ついに墨汁がなくなるまで経過してきたすべての国土を、さらに微塵に砕いて、その一点を一劫として数えた全体の数。三千塵点。→五百塵点劫

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