三合ひ(読み)ミツアイ

デジタル大辞泉 「三合ひ」の意味・読み・例文・類語

みつ‐あい〔‐あひ〕【三合ひ/三相】

糸などを、3本よりあわせること。
「我が持てる―にれる糸もちて付けてましもの今そ悔しき」〈・五一六〉

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精選版 日本国語大辞典 「三合ひ」の意味・読み・例文・類語

みつ‐あい‥あひ【三合・三相】

  1. 〘 名詞 〙 三つのものを一つに組み合わせること。特に、糸などを三本より合わせて一本にすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「吾が持てる三相(みつあひ)によれる糸もちて付けてましもの今そ悔しき」(出典万葉集(8C後)四・五一六)

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