三合ひ(読み)ミツアイ

デジタル大辞泉 「三合ひ」の意味・読み・例文・類語

みつ‐あい〔‐あひ〕【三合ひ/三相】

糸などを、3本よりあわせること。
「我が持てる―にれる糸もちて付けてましもの今そ悔しき」〈・五一六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「三合ひ」の意味・読み・例文・類語

みつ‐あい‥あひ【三合・三相】

  1. 〘 名詞 〙 三つのものを一つに組み合わせること。特に、糸などを三本より合わせて一本にすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「吾が持てる三相(みつあひ)によれる糸もちて付けてましもの今そ悔しき」(出典万葉集(8C後)四・五一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android