三味ずる(読み)さみずる

精選版 日本国語大辞典 「三味ずる」の意味・読み・例文・類語

さみ‐ず・る【三味ずる】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙しゃみずる(三味)
    1. [初出の実例]「ヨヲ、引イ、ヤ、チャンチャンチャンと三味(サミ)ずるを切かけに」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)二)

しゃみ‐ず・る【三味ずる】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 三味線を弾く。さみずる。
    1. [初出の実例]「自己(おいら)が例の美音で唄ひ附けると、下太公が三味(シャミ)ずって、門附といふ趣向だが」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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