三尺去って師の影を踏まず(読み)サンジャクサッテシノカゲヲフマズ

デジタル大辞泉 の解説

三尺さんじゃくってかげまず

先生に従って行くときは、弟子は3尺くらい離れて、先生の影を踏まないようにしなければならない。先生を尊敬して礼儀を失わないように心掛けるべきであるといういましめ。三尺下がって師の影を踏まず。七尺しちしゃく去って師の影を踏まず。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 の解説

さんじゃく【三尺】=去(さ)って[=下(さ)がって]師(し)の影(かげ)を踏(ふ)まず

  1. ( 弟子が先師に随行するとき、あまり近づくことは礼を失するので、三尺うしろに離れて従うというところから ) 弟子は師を尊敬して礼儀を失わないようにしなければならないことのいましめ。七尺去って師の影を踏まず。
    1. [初出の実例]「三尺さって師の影をふまず」(出典:北条氏直時代諺留(1599頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む