三年竹(読み)サンネンダケ

デジタル大辞泉 「三年竹」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐だけ【三年竹】

生えてから3年たった竹。矢や桶を作る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三年竹」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐だけ【三年竹】

  1. 〘 名詞 〙 はえてから三年たった竹。竹は三年目に切るのがよいとされ、堅く丈夫で矢竹征矢(そや)に用いる堅篦(かたの)をいう。
    1. [初出の実例]「箭には三年竹の金色なるをあらひみがかば性よはく成るべしとて、節ばかりかいこそげて」(出典:半井本保元(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android