三日天下(読み)ミッカテンカ

デジタル大辞泉 「三日天下」の意味・読み・例文・類語

みっか‐てんか【三日天下】

明智光秀織田信長を倒して天下をとってから、わずか13日後に豊臣秀吉に滅ぼされたところから。「みっかでんか」とも》きわめて短い間だけ権力を握ること。

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精選版 日本国語大辞典 「三日天下」の意味・読み・例文・類語

みっか‐てんか【三日天下】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みっかでんか」とも。明智光秀が織田信長を倒してからわずか一三日で豊臣秀吉に倒されたところから ) 光秀のとった天下の短かったことをいう。転じて、きわめて短い間しか権力や地位を保てないこと。三日大名。

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四字熟語を知る辞典 「三日天下」の解説

三日天下

きわめて短い間しか権力や地位を保てないこと。

[使用例] 謀叛人も、賊軍も、よしんば勝ったところで、いわゆる三日天下であって、ついには滅亡するもののごとく、われわれは教えられてきているのである[太宰治如是我聞|1948]

[解説] 明智光秀が織田信長を倒してからわずか一三日で羽柴秀吉に倒されたところからいいます。

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ことわざを知る辞典 「三日天下」の解説

三日天下

きわめて短い間しか権力や地位を保てないこと。

[使用例] 謀叛人も、賊軍も、よしんば勝ったところで、いわゆる三日天下であって、ついには滅亡するもののごとく、われわれは教えられてきているのである[太宰治*如是我聞|1948]

[解説] 明智光秀が織田信長を倒してからわずかな期間で羽柴秀吉に倒されたことからいいます。

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