三春の約(読み)さんしゅんのやく

精選版 日本国語大辞典 「三春の約」の意味・読み・例文・類語

さんしゅん【三春】 の 約(やく)

  1. 春が来て、花が咲くという自然の約束。春になって花が咲くことをたとえたことば。
    1. [初出の実例]「花に三春の約あり、人にひと夜を馴れ初めて、後いかならんうちつけに」(出典:謡曲・鞍馬天狗(1480頃))

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