精選版 日本国語大辞典 「三春の約」の意味・読み・例文・類語
さんしゅん【三春】 の 約(やく)
- 春が来て、花が咲くという自然の約束。春になって花が咲くことをたとえたことば。
- [初出の実例]「花に三春の約あり、人にひと夜を馴れ初めて、後いかならんうちつけに」(出典:謡曲・鞍馬天狗(1480頃))
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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