三本足・三本脚(読み)さんぼんあし

精選版 日本国語大辞典 「三本足・三本脚」の意味・読み・例文・類語

さんぼん‐あし【三本足・三本脚】

〘名〙
① 台などに足を三本つけたもの。また、その足。足が三本あるもの。
幻影の盾(1905)〈夏目漱石〉「室の隅に片寄せてある三本脚の丸いテーブルの上に置いた」
② 女性の化粧法の一つ。襟足(えりあし)を三本にそりあげて、そこへ白粉をつけるもの。江戸末期に始まる。
随筆守貞漫稿(1837‐53)一〇「頸を際立ぬるには二本足三本足と云形あり。江戸にては二本一本足と云三本を二本足と云」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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