三楽園焼(読み)さんらくえんやき

精選版 日本国語大辞典 「三楽園焼」の意味・読み・例文・類語

さんらくえん‐やきサンラクヱン‥【三楽園焼】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、嘉永年間(一八四八‐五四)に、紀州新宮藩主水野土佐守が江戸牛込原町(東京都新宿区)の邸の窯で焼かせた焼物。御庭(おにわ)焼きの一種偕楽園焼にならい、交趾(コーチ)風で器底に「三楽園」の印がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android