三界火宅(読み)サンガイカタク

デジタル大辞泉 「三界火宅」の意味・読み・例文・類語

さんがい‐かたく〔‐クワタク〕【三界火宅】

《「法華経譬喩品ひゆぼんの「三界安きこと無し、なお火宅ごとし」から》迷いと苦しみに満ちた世界を、火に包まれた家にたとえた語。三界の火宅。

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精選版 日本国語大辞典 「三界火宅」の意味・読み・例文・類語

さんがい‐かたく‥クヮタク【三界火宅】

  1. 〘 名詞 〙さんがい(三界)の火宅
    1. [初出の実例]「莫浮華名利毒、莫三界火宅裏」(出典性霊集‐一(835頃)入山興)

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