三界火宅(読み)サンガイカタク

デジタル大辞泉 「三界火宅」の意味・読み・例文・類語

さんがい‐かたく〔‐クワタク〕【三界火宅】

《「法華経譬喩品ひゆぼんの「三界安きこと無し、なお火宅ごとし」から》迷いと苦しみに満ちた世界を、火に包まれた家にたとえた語。三界の火宅。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三界火宅」の意味・読み・例文・類語

さんがい‐かたく ‥クヮタク【三界火宅】

性霊集‐一(835頃)入山興「莫浮華名利毒、莫三界火宅裏

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android