三百人町(読み)さんびやくにんまち

日本歴史地名大系 「三百人町」の解説

三百人町
さんびやくにんまち

[現在地名]仙台市三百人町

成田なりた町の南裏の足軽町で、南は足軽屋敷の並ぶ五十人ごじゆうにん町、西は通町の南鍛冶みなみかじ町。足軽衆三〇〇人の居住地として割出された町ゆえの名といい、一里詰の札があった(仙台鹿の子)。「東藩史稿」によれば、足軽三〇〇人の編制が寛永七年(一六三〇)に成っており、それを城下東に居住させ、三百人町と称するとあり、当町割出は同年を下らないと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む