精選版 日本国語大辞典 「三角術」の意味・読み・例文・類語 さんかく‐じゅつ【三角術】 〘 名詞 〙① 「さんかくほう(三角法)①」の旧称。〔五国対照兵語字書(1881)〕② ( 「角」を「欠く」にかけて ) 三つのものを欠いた手段。→三欠法(さんかくのほう)。[初出の実例]「金を作るにも三角術を使はなくちゃいけないと云ふのさ━義理をかく、人情をかく、耻をかく是で三角になるさうだ」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例