三身円満(読み)さんじんえんまん

精選版 日本国語大辞典 「三身円満」の意味・読み・例文・類語

さんじん‐えんまん‥ヱンマン【三身円満】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。法・報・応の三身を完全に具有すること。三身満徳。
    1. [初出の実例]「四無上菩提誓願証。此是願求仏果菩提。謂、由足前三行願。証得三身円満菩提」(出典往生要集(984‐985)大文四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む