日本歴史地名大系 「三重生村」の解説 三重生村みえおむら 滋賀県:高島郡安曇川町三重生村[現在地名]安曇川町常盤木(ときわぎ)五番領(ごばんりよう)村の西に位置する。「延喜式」神名帳にみえる三重生神社が鎮座するところから村名となったという。三重生郷の遺称地。「みょう」とも発音する。天正一五年(一五八七)九月の御蔵入目録(芦浦観音寺文書)に三重生とあり、高一千三六四石余。慶長七年(一六〇二)小堀新介により検地が実施され、五番領・十八川(じゆうはちがわ)・三重生・庄境(しようさかい)の四ヵ村が三重生郷としてまとめられ、高一千四二四石余(中村家膳所藩明細帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by