三陸鉄道の被災

共同通信ニュース用語解説 「三陸鉄道の被災」の解説

三陸鉄道の被災

岩手県沿岸部を走る三陸鉄道は、東日本大震災津波線路が5・8キロにわたって流失した。駅や橋などを含む被害は北リアス線(宮古久慈)が70カ所、南リアス線(盛―釜石)は247カ所。走行中だった両線の各1本はトンネル内などで停止し、乗客乗員は無事だった。震災の起きた2011年3月中に、北リアス線の陸中野田―久慈間などで運行再開。沿線自治体の保有となっている鉄道施設の復旧費は国がほぼ全額を負担し、車両更新にはクウェート政府の支援金が充てられた。

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