上ノ町(読み)うえのまち

日本歴史地名大系 「上ノ町」の解説

上ノ町
うえのまち

[現在地名]米沢市下花沢しもはなざわ二―三丁目

くぼ町の北にある下級家臣(原方衆)屋敷町。花沢八町の一。城下東端いま町からまつ川を渡り、北東の道をとり当町を経たのち東南ずさ山へ至る道(梓山道)があり、同道に沿う両側町。窪町を経て信濃しなの町に通じる南北道が町の中央で交差。明和六年(一七六九)の原方屋敷絵図(市立米沢図書館蔵)によれば家数六四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android