上久長町(読み)かみきゆうちようまち

日本歴史地名大系 「上久長町」の解説

上久長町
かみきゆうちようまち

[現在地名]姫路市五軒邸ごけんやしき二丁目

姫路城東の外曲輪に位置する町人町。久長門の東で但馬街道に沿った南北の町筋。慶長六年(一六〇一)の町割で成立。慶安二年―寛文七年(一六四九―六七)の侍屋敷新絵図に町名がみえる。姫路町書上帳、元文五年(一七四〇)の姫路町飾万津町地子銀控によれば家数四四・地子銀六一〇匁余。寛延四年(一七五一)頃の上久長町絵図によると通りの西側に久長御門筋を挟んで二一筆、東側に二〇筆の町屋がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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