上優(読み)あげまさり

精選版 日本国語大辞典 「上優」の意味・読み・例文・類語

あげ‐まさり【上優】

  1. 〘 名詞 〙 元服して髪を上げ、冠帽をつけた顔かたちが前よりまさって見えること。⇔上劣(あげおとり)
    1. [初出の実例]「一の宮の御あげまさりのゆゆしさは」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)四)

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