冠帽(読み)カンボウ

精選版 日本国語大辞典 「冠帽」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぼうクヮン‥【冠帽】

  1. 〘 名詞 〙 かんむり。また、かむりもの。
    1. [初出の実例]「粗悪と雖ども必らず衣履冠帽を著け」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録)
    2. [その他の文献]〔晉書‐謝万伝〕

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世界大百科事典(旧版)内の冠帽の言及

【冠】より

…これは鎧を装着した状態で埋葬されていたので,立飾はあるいは冑を飾ったものかもしれぬが,とすれば冑も防御具としてだけではなく,一種の権威の象徴として用いられたことになろう。【山本 忠尚】
【東洋】
 中国では冠帽といい,男子の頭髪を覆い束ねるものをさし,成人に達したらつける。古代は殷周の玉人などによって確かめられ,春秋戦国時代には身分社会の象徴として定着する。…

※「冠帽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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