上和田新村(読み)かみわだしんむら

日本歴史地名大系 「上和田新村」の解説

上和田新村
かみわだしんむら

[現在地名]砺波市上和田

上和田村の西、和田川西岸にある。寛文三年(一六六三)芹谷野せりだにの用水開削の翌年、上和田村内の新開分が村立てされた。家居はない(出来新村・退転村記申帳)。同年の新開高八四石余・免三ツ九歩。享保六年(一七二一)に三一石余が検地引高となる(三箇国高物成帳)。文政八年(一八二五)時および天保一〇年(一八三九)以後は般若組に属した。同年の高物成帳(菊池家文書)では高五六石。延宝四年(一六七六)の役家数三、村肝煎は上和田村藤左衛門の兼帯(「礪波郡村肝煎給米図り帳」川合家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android