上善寺門前町(読み)じようぜんじもんぜんちよう

日本歴史地名大系 「上善寺門前町」の解説

上善寺門前町
じようぜんじもんぜんちよう

北区鞍馬口通寺町東入

鞍馬口くらまぐち通に南面する片側町。中世には賀茂かも六郷の一つ小山こやま郷の内であったと推定される。

天正一八年(一五九〇)豊臣秀吉寺院を寺町筋に集めた時、その北頭に浄善寺(現上善寺)が置かれ、開町したと思われる。寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「浄善寺町」、元禄末期洛中絵図に「浄善寺前丁」、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」で「上善寺門前町」となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 賀茂 町名

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む