上小堤村・下小堤村(読み)かみこづつみむら・しもこづつみむら

日本歴史地名大系 「上小堤村・下小堤村」の解説

上小堤村・下小堤村
かみこづつみむら・しもこづつみむら

[現在地名]酒田市手蔵田てぐらだ

手蔵田村北西新井田にいだ川南岸に位置する。両村とも独立した一村。上小堤村は寛永元年庄内高辻帳にみえ、高三九石余、亥子興六一石余。正保郷帳では下小堤村も合せて上堤村として田方一〇九石余・畑方四石余。明暦二年(一六五六)には高四五石余(「検毛帳」飽海郡誌)。享和三年(一八〇三)の家数八・人数三二(「村数家数人高控帳」斎藤文書)庄内要覧では免四ツ二分五厘、家数五。貞享四年(一六八七)草刈地の鷹尾たかお山萱山札四枚を所有し、米八升を納入(「鷹尾山新古留帳」相馬文書)。下小堤村は寛永元年庄内高辻帳では亥子興とともで高一二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android